日仏交流の日
朝、奄美パークに行くバスに乗ります。
ミスターNHKと言われた元NHKキャスターの磯村尚徳氏は、記念講演で日仏文化交流の流れを分かりやすく解説してくださった。
約150年前、江戸時代の浮世絵がフランスのアーティストに与えた影響をジャポニズムというなら、1990年代に起こった、マンガ・アニメ・TVゲームなどの影響をネオジャポニズムといえるだろう。その後、日本はかっこいい(クール・ジャパン)といわれ、澁谷・原宿・秋葉原はもはや国際的な街として知らない人はいないほどだそうです。
講演の内容はまだまだ続くのですが、私の中のフランスはぐんと近づいてきたのであります。
韓国経由、パリ行きがもっとも安いとか・・・(夜の懇親会で教えてもらいました)韓国とパリが一緒に旅行できたらうれしいですね。
加藤和子さんとsakuraさんという母娘のシャンソン
島唄に合わせて、バケツの墨汁で描きだした即興絵画
約30分後出来上がったものは・・・
大島紬を織る姿から、すごいエレルギーを感じ取ったといわれます。
先日行ったダイバン・トッツブル大会(大きなかぼちゃ)たちも、一緒に参加
シンポジウムのメンバーのみなさん。
フランス人と結婚している2人の日本人女性が通訳でした。
テーマは「フランス人からみた田中一村芸術」というものでしたが、
ちょっと難しいテーマだったのでは?
コーディネーターは宮崎緑さん。
いつもの立て板に水の切り口のいい展開がフランス人に通じなくて、今回はギブアップしそうでハラハラしてしまいました。
が、大先輩の磯村さんが助け船をだしてくださって、私たち参加者もホッとしました。
宮崎さんも、私たちのように地道な活動をしている住民たちにもっと心を開いて、いろんなことを吸収したらいいと思うのに、いつも鮮やかな笑顔を振りまくだけ用事が済むとさっさと消えてしまうのは残念ですね。
田中一村だけで奄美を語ろうなんて、ムリではないでしょうか。
by sanenbana | 2008-07-21 11:39 | あまみ便り