屋久島からのお客様

人間と言うのは寝込むと気弱になって、ああ~このままもうすぐ息絶えてしまうのかも知れない・・・などと思うものですが、そんなところに電話というものがかかってきたりするものですね。

は~い・・・と返事をするのも億劫な感じなのに、電話の主はいかにもうれしそうに、
「佐竹さ~ん!私、思い立って奄美にきたのよ~!屋久島からたった今着いたばかり!」ですって・・・屋久島と奄美は東京よりも遠いぐらいなのに。

奄美研究の第一人者である故・原口虎雄元鹿児島大学名誉教授が遺した資料集「童虎山房」というものについてのシンポジウムに参加するためにわざわざ、屋久島から駆けつけてきたのです。なんということでしょう!
「童虎山房」はすでに2年前に奄美博物館に寄贈されていますが、その内容を知るいい機会なので、私も気になっていました。

屋久島の友人は、もう10数年ぐらい前から存じ上げている方ですが、まだお会いしたことはありません。「さねんばな」を応援してくださった大切な読者さんです。
「あなたに会うことと、寅雄先生のシンポジウムに参加することが今回の目的よ」 と。

私は静かに呼吸を整えながら、どの時点で、すっかり弛緩しきった身体をもとに戻せるだろうかと考えながら、できるだけの時間稼ぎをしてから出かけました。
とりあえず、眠るだけは眠ったよね、というのが体調を整える第1条件でした。

シンポジウムも彼女との出会いも、見入りが多かったことはむろんです。
人様に生かされていくって、こういうことなのかも知れませんね。
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by sanenbana | 2008-03-24 20:42 | 私的なおしゃべり