優雅な生活

ご近所に住んでいるTさんは、今年80歳。終戦で台湾から故郷のカケロマ島に引揚げたのが22歳ごろ。引揚げの疲れなどでお母さんは5人の子どもを残して他界。

長女のTさんは、その後母親がわりになって兄弟を育てました。結婚をすることなど考えてもみなかったといいます。

きゃしゃで美人にもかかわらず、農業が好きだった、焼酎づくりが楽しかった、集落の子どもたちを集めて私設保育園をはじめたことがきっかけで、小学校の教員になった、教員をしながら夜は和裁や洋裁とヒマを惜しんで兄弟の面倒をみてきたという。

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たいへんなご苦労話しのはずなのに、昔の話をするときのTさんはとても生き生きしている。
家族のために犠牲になったとは微塵にも思わない。それよりも知恵を働かせれば、自分の力でこんなにも生きることが楽しいという喜びの方が勝っていたといいます。

その教員時代の同僚だった先生の家に行くことになりました。
私の定休日を利用して、ドライブがてらの訪問です。教員時代に古仁屋の大火に見舞われたとき、Tさんの家からミシンを担ぎ出してくれた後輩の先生とのこと、私たちが行くことになったので、自家製のフランス鴨をつぶしての歓迎でした。(ギョッ!)

名瀬からたった20分ほどの集落に奥まった家です。
庭の池には緋鯉が泳ぎ、山を利用した段々畑ににはポンカン、タンカン、八朔、夏みかん、ポンタン、喜界みかん、レモン、などなどの柑橘系のくだものが何種類とか、また放し飼いのニワトリや、シャモ、鵜こっけい、例のフランス鴨などが・・・
それにしても鴨料理、とても美味しかったです。
私も、こんな優雅な生活がしたくて奄美に住んでいるはずなのに~、なんでかな~???
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by sanenbana | 2007-12-15 11:24 | あまみ便り