お久しぶり

東京に住んでいる沖永良部島出身の友人が、ひょっこり尋ねてくれました。エラブの実家に帰る前にあなたに会いたかったからと、一晩を奄美大島に寄ってくれたのです。

彼女は高校の図書司書の仕事を一昨年定年退職しました。
28年間、高校生を相手にして、例えばハリー・ポッターを借りていった子が次に何を読むだろうかと考え、その子が読みそうな本を選んで書棚に並べる。でも「こんな本は、どうお~」なんて決して言わない。選ぶのは生徒自身。

また、図書室に集まった生徒たちの雑談を仕事をしながら聞いている。するとその中にキラッと光る意見が出たりする。その時彼女はその意見を素早くキャッチして、思わず
「今の意見いいじゃない、もう一回みんなにあなたの意見をきかせてあげて~」と言って吸い上げる。そこから文化祭の催しが決まったり、何かが始まったり、目立たない女の子が仲間のヒロインのようになったり、とても素敵なコトが起こったりした。

ただ単に本の背中にラベルを貼って、借りた本と、返され本の員数合わせをしたのではないの。
と、彼女は沖永良部を出てから図書館の司書の仕事についたこと、結婚や二人の息子のこと、夫との長い軋轢のあとに選んだ離婚や、今ひとりでいることの充実した日々を語ってくれました。

島料理をつつきながら、しゃれた居酒屋さんで夜の更けるのも忘れて語り合えて、私もうれしかった!
別れ際の合言葉は、「マタアイマショウ」 ですね。
[PR]

by sanenbana | 2007-11-28 21:42 | 私的なおしゃべり