NHKスペシャル

8月12、13、14日と夜はテレビにかじりつきました。
NHKスペシャルが終戦特集を組んでいたからです。
12日は先日奄美で1ヶ月近くもロケをした、ドラマ・「鬼太郎がみた玉砕」漫画家水木しげるの戦争体験でした。
笠利の植物園やマングローブ原生林で泥だらけになって演技をしている俳優さんをみて、思わずご苦労さま~!と声を掛けたくなりました。と言いますのも、撮影が終わって帰りしなにお店に寄ってくださったある俳優さんが、ジャングルのなかで、放水と泥んこしかなかったと苦笑していらしたからです。あの俳優さんは生き延びたのかしら、それとも玉砕されたのかしら・・・戦争の愚かしさが伝わるドラマでしたね。(平和のための戦争などゼッタイにありえませんもの!)

13日は、「A級戦犯は何を語ったのか~東京裁判・尋問調書より」というので、これは見逃せませんでした。(くわしい内容を書き込むには頭の整理が必要なので、すみませんが省略します)

14日は「パール判事は何を問いかけたのか」
東京裁判で、連合国の判事たちの中で唯一、全員無罪を主張したインドのパール判事を取り上げたものです。パール判事は日本軍の「平和に対する罪」と「人道に対する罪」を的確に分析しながらも、A級戦犯を死刑にすることには反対を唱えたのです。インド独立の父と言われたマハトマ・ガンジーの非暴力主義の思想をパール判事は受け継いでいました。

奄美群島が米軍政下にあったとき、復帰運動のお手本にしたのは、やはりガンジーの非暴力主義の無血の抵抗でした。中村安太郎、泉 芳朗(ほうろう)などの復帰運動の基礎にあった思想がガンジーさんだったということに、私はいたく感動して奄美の戦後史の聞き取りをはじめたのでした。そんな思いも交錯しながらのテレビ観戦でした。
それから、
奄美の復帰運動のとき、密航をして東京に出向いた代表者たちが、国会で日本復帰を訴えた
ときも、もっとも賛同して協力を惜しまなかったのがインドでした。今更ながら、ガンジーのすごさを再認識した次第です。
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by sanenbana | 2007-08-15 20:32 | あまみ便り